日本初の国際演劇祭
「利賀フェスティバル」も
40年の歴史を刻みました
「世界は日本だけではない 日本は東京だけではない この利賀村で世界に出会う」というスローガンのもと、1982年に開催された「第1回利賀フェスティバル」は、タデウシュ・カントール、ロバート・ウィルソン、寺山修司ら世界を代表する舞台芸術家が参加し、山奥の過疎地に13,000人もの観客を集めた日本文化史上のエポックメイキングとなった出来事でした。
それから40年、新型コロナウイルス感染症によって、国を越えて人と人とが交わる機会が奪われた状況の中でも、世界に類をみない自然に囲まれた利賀の劇場施設群では、公演活動を継続することができました。
今年の40周年を記念した「SCOTサマー・シーズン2022」では、鈴木忠志演出の花火劇、ギリシア悲劇、音楽劇というまったく違った代表作3作品を連続上演します。
また、鈴木忠志が理事長を務める利賀文化会議と文化庁、日本芸術文化振興会との共催で、「自然と共生する舞台芸術」というタイトルのもと、次代を担う日本の演出家が競演する作品も上演します。
利賀でのSCOTの活動は、これからも時代を牽引し、世界に貢献していきます。
演目紹介
『世界の果てからこんにちはⅠ』
構成・演出:鈴木忠志、 出演:SCOT
『エレクトラ』日本・インドネシア2カ国語版/SCOT版
構成・演出:鈴木忠志、
音楽:高田みどり、
出演:SCOT
『シンデレラ』
構成・演出:鈴木忠志、 出演:SCOT
鈴木忠志トーク
自然と共生する舞台芸術世界の未来に向けて
令和4年度
日本博主催・共催型プロジェクト
『紙風船』
演出:島貴之、
作:岸田國士、
芸術監督:鈴木忠志、
制作:SCOT
『弱法師』
演出:石神夏希、
作:三島由紀夫、
芸術監督:宮城聰
制作:SPAC ― 静岡県舞台芸術センター
『新ハムレット』
演出:早坂彩、
作:太宰治、
芸術監督:平田オリザ、
制作:アゴラ企画
『胎内』
演出:伊藤全記、
作:三好十郎、
芸術監督:中島諒人、
制作:鳥の劇場
主催:(公財)利賀文化会議、(独)日本芸術文化振興会、文化庁
公演日程
野外劇場 | 利賀大山房 | 新利賀山房 | 利賀山房 | 岩舞台 | 創造交流館 | |
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8月26日(金) | エレクトラ 日本・インドネシア2カ国語版 |
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8月27日(土) | 世界の果てからこんにちはⅠ |
シンデレラ |
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8月28日(日) | エレクトラ 日本・インドネシア2カ国語版 |
鈴木忠志トーク |
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9月2日(金) | エレクトラ SCOT版 |
紙風船 |
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9月3日(土) | 世界の果てからこんにちはⅠ |
シンデレラ |
紙風船 |
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9月4日(日) | エレクトラ SCOT版 |
鈴木忠志トーク |
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9月9日(金) | 新ハムレット |
胎内 |
弱法師 |
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9月10日(土) | 世界の果てからこんにちはⅠ |
シンデレラ |
弱法師 |
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9月11日(日) | エレクトラ SCOT版 |
新ハムレット |
胎内 |
鈴木忠志トーク |
8月26日(金)
エレクトラ
日本・インドネシア2カ国語版
18:30 新利賀山房
8月27日(土)
シンデレラ
14:00 利賀大山房
世界の果てからこんにちはⅠ
19:00 野外劇場
8月28日(日)
鈴木忠志トーク
10:00 創造交流館
エレクトラ
日本・インドネシア2カ国語版
14:00 新利賀山房
9月2日(金)
紙風船
18:30 利賀山房
エレクトラ
SCOT版
20:00 新利賀山房
9月3日(土)
紙風船
12:00 利賀山房
シンデレラ
14:00 利賀大山房
世界の果てからこんにちはⅠ
19:00 野外劇場
9月4日(日)
鈴木忠志トーク
10:00 創造交流館
エレクトラ
SCOT版
14:00 新利賀山房
9月9日(金)
新ハムレット
15:00 利賀山房
弱法師
18:30 創造交流館
胎内
20:30 岩舞台
9月10日(土)
弱法師
12:00 創造交流館
シンデレラ
14:00 利賀大山房
世界の果てからこんにちはⅠ
19:00 野外劇場
9月11日(日)
鈴木忠志トーク
10:00 創造交流館
エレクトラ
SCOT版
12:00 新利賀山房
新ハムレット
14:00 利賀山房
エレクトラ
SCOT版
16:00 新利賀山房
胎内
19:00 岩舞台